私は建築士です。たまに「設計士さ~ん」と呼ばれることがあるのですが、設計士という職業はなくて、正しくは建築士です。自分で名乗るときは「設計者」言っていることが多いとおもいます。ちなみに建築家というのは誰かが任命するのでなく、世の方々がそう呼んでくださるだけの話で、建築家協会に登録したら建築家である、とかそういうものではありません。自分で建築家と名乗ることはちょっと気恥ずかしいというか、世の中の他の「家」さんもあまりそう宣言はしていないとおもいますが如何でしょう?写真家のかたは「カメラマンとしての意見は云々」とか、作家であれば「わたしの生業は物書きでして云々」とか安藤忠雄氏でさえ注意深くきいてますと「我々建築に携る者として」という様な表現をしています。世の方々に「建築家の都倉さん」と言われるのがささやかな夢だったりします~
スポンサーサイト